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通算51回目ニューメキシコ・アリゾナ州出張 第2日目7月26日(水)  [ニューメキシコ州 出張日記]

午前4時起床。普段よりも1時間近く早い時間だ。ストレッチをしたら、メールとブログのチェック。昨夜は、ブログの更新に非常に手こずってしまい、寝たのが1時過ぎ。出張の前半はいつも時差ボケとの戦いで、夜ベッドに入ってもなかなか熟睡出来ないので、いつもと同じようなもんかな。 

5時10分にハンプトン・インをチェックアウトして、まずはフリーウェイ I-25 を走る。そして、 I-40 を西に向かって、ギャラップを目指してひたすら走る。緯度の関係から、午前5時半ごろになって、やっと遠くの空が少しだけ明るくなり始める。アルバカーキからギャラップまで約140km、ノンストップでちょうど2時間の道中のうち、今朝は半分が雨降りだった。とても珍しいことだ。

 

 

 

 

7時15分、予定通りギャラップのエル・ランチョ・ホテルに到着。雨はとりあえず上がったけれど、どんよりとした曇り空。今日は、先の天気がどうなるか、全く読めないな。前回4月末の出張と同様に、ここの1階にあるレストランでいつもの朝食を摂る。

ご覧の通り、いつものありふれた朝食。おや、ベーコンがちょっとだけ少ない気がするけど・・・まあ、自分の健康の為には、かえって好都合か・・・。食べ終えたら、長居は無用。クルマに戻って、30分の仮眠。これから、また2時間近くのノンストップ・ドライブになるので、時差ボケから来る運転中の眠気予防に、食後の短眠は必須。

 

 

ホピ・リザベーションでの仕事が、思った以上に早く終わったので、いつものようにウィンドー・ロックのKFCで昼食にするのを変更して、一度ギャラップに戻ってくる。たまには、ギャラップのダウンタウンで新規開拓をしてみる。

 

前から気になっていた、DON DIEDO's(ドン・ディエゴ)というレストラン入ってみた。ちょうどお昼のピークだったので、店内は地元のお客さんで賑わっている。どうやら、よそ者は私だけのようだ。

久しぶりにタコスを注文する。たいていのお店で、ランチ・メニューのタコスは、ビーフかチキンの同じ中身がふたつに、サイドの煮豆やスパニッシュ・ライスが付くのが一般的。が、私は裏ワザを使って、ビーフとチキン各1を頼むようにしている。その方が、一度のランチで両方を味わえて楽しいから。お店の人に尋ねれば、まずノーとは言わないハズだから、機会があったらお試しあれ。

で、肝心の味の方はと言うと・・・まあ、可もなく不可もなく、といったところか。ニューメキシコ州の地元レストランで、タコスやファヒータ、エンチラーダなどの超定番メニューがまずかったら、商売にはならないからねぇ。昼食が済んだら、またクルマの中で30分の短眠。しかし、日陰がなかったので、車内はかなりの暑さ。それも仕方ない・・・安全運転が第一。

 

その後、また別の仕入先2軒を回って、5時半に町のはずれにあるハンプトン・インにチェックイン。ご覧の通り、同じハンプトン・インでも、昨日泊まったアルバカーキのよりも、部屋が更に広い!日本の一般的なビジネスホテルのほぼ倍はあるだろう。ここなら我々親子3人で暮らしていけるかも(?)

メールチェック、入浴を済ませ・・・さて 、今夜の夕食はどこにしようか。10日ほど前にここを訪れている、同業者のギャラリー・セドナ 仁井田さんの情報によると、地元のバーベキュー・レストラン「ランチ・キッチン」が、営業を再開したらしい。久し振りに行ってみるとするか。

 

 

ということで、久々にやって来ました「ランチ・キッチン」。入り口近く、建物の外のグリルでバーベキューをしている、愛想のいいオジサンとちょっと話をしてみる。なんでも、40日前に営業を再開したんだそうで。夜の8時ということもあって、地元のお客さんが後から後から、面白いようにやってくる。辺りには、グリルから肉の焼けるイイ香りがしていて・・・あ~、おなかが鳴る。

 

さっそく注文したのは、ポーク・リブのハーフサイズ。アメリカにおいて、フルサイズ というものが、どれほど恐ろしい量なのかを十分に知っているので、無茶と失敗はしないのだ。メインが来るまでの間、サラダバーでスープと生野菜を選び、食べて待つことにする。鮮度や旨みは日本のものにはかなわないが、とかく野菜が少ないアメリカでの食事に、体が野菜を求めているような状態である。

 

そして、いよいよポークリブの登場。日没が近づき、店内も薄暗くなってきたので、ちょっと写りが悪く、わかりにくいかもしれないがご容赦を。一口食べてみてビックリ!ずっと昔にここで食べた時よりも、随分と美味しくなっている。アメリカのバーベキューソースは、日本に比べるとかなり甘味が強いが、ここのは許せる範囲内。そして何よりも、肉がやわらかい。骨からホロホロっと身が離れていくのには驚いた。柔らかい軟骨の部分なんて、良く噛めば楽に食べられてしまうほど。

 

あ~、これでアルコール類の販売をやめなければ、もっと良かったんだけどなぁ。こんな美味いバーベキューを、ビールなしで食べなきゃいけないなんて・・・まあ、色々な事情もあるのだろうから、仕方ないか。外から大きな雷鳴が聞こえてきたので、早く部屋に帰るとしよう。今夜は早く寝なくちゃ。

 

本業サイト http://www.e-beartrack.com では、この度の全国各地で起きた水害被災地への義援金チャリティーを行なっています。詳しくは、左カレンダーの7月22日(土)をクリックするか、http://blog.so-net.ne.jp/beartrack/2006-07-22 からご覧下さい。

 

やっとCD化されました。しかも2枚が1枚にまとまって。ライ・クーダーのサントラ盤は賛否両論ですが、私はほとんどが好きです。The Border は残念ながら観る機会はありませんでしたが、若かりし日のジャック・ニコルソンが主演。この中の Across The Borderline のヴォーカルは、あのフレディー・フェンダー(前出「ミラグロ」に村長役で出演)。Alamo Bay 編 3. TOO CLOSE (当CDでは16曲目)では、主演のエイミー・マディガン(映画「フィールド・オブ・ドリームス」で、主人公の奥さん役も演じた)とジョン・ハイアットのデュエットも聴けます。渡米前に予約しておいたので、帰国が大いに楽しみですね。
The Border/Alamo Bay

The Border/Alamo Bay

  • アーティスト: Ry Cooder
  • 出版社/メーカー: Raven
  • 発売日: 2006/07/24
  • メディア: CD



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