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Fajitas(ファヒータ)の食べ方 [ニューメキシコ州の料理]

おかげさまをもちまして、当ブログも本日6月22日(金)をもって1周年を迎えることが出来ました。 勝手気ままな内容と更新ペースではありますが、多くの皆さんにお付き合いをいただきまして、とても感謝しています。 ありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

今回は、当ブログを始めるずっと前、まだ本業サイトも旧バージョンだった頃に、「出張レポート」として掲載した内容に、一部修正・加筆してお送りします。いつものようなニューメキシコ州の地元料理の記事とは、ちょっと違った紹介の仕方をお楽しみいただければと思います。

また、以前の本業サイトでご覧いただいたお客様には、昔よりも大きな画像と文字で、改めてお楽しみいただければとも思います。

 

画像は、全てRancho de Chimayo(ランチョ・デ・チマヨ)にて、現地時間2004年1月23日(金)昼の撮影です。

 

 

 

いつものランチョ(Rancho de Chimayo のこと、地元の人たちは親しみをこめて、こう略して呼ぶことが多いようです)で、定番のFajitas(ファヒータ)を、昼食向けのアラカルト・サイズ(少なめの量)でオーダーしました。

少なめとはいえ・・・フルサイズよりも少なめという、あくまでも相対論ですから(笑)・・・日本人には、これでもう十分過ぎるくらいな量ですよ。

アメリカ合衆国ニューメキシコ州ではとても人気があり、メキシカン / ニューメキシカン料理の専門店では、必ずと言ってもいい程メニューに載っている定番料理です。となると逆に、いつでも何処ででも食べられると思っているので、頻繁に出張するようになると、かえって食べるのは珍しくなってしまいます。

そこでこの機会に、アメリカ人観光客でも知らない人が多い(ように見られる)、トルティーヤに巻いて食べる方法の簡単なコツを、これから説明したいと思います。

 

※玉ねぎ、ピーマン、パプリカ等と、マリネしたチキンかビーフを混ぜた野菜炒め。ここでは、サイドにguacamole(ワカモレ、ワカモーレ)、サワークリームと煮豆が出されますが、煮豆の代わりにスパニッシュ・ライスを出すお店もあります。

 

まず、1枚目の写真左上の保温器(トルティーヤ・キーパー、トルティーヤ・サーバー) からトルティーヤを出して、お皿に広げます。トルティーヤの上2/3から3/4くらいの位置に、ファヒータを乗せます。くれぐれも乗せ過ぎないように注意して下さい。

1枚のトルティーヤに乗せる具の量は、これくらいにしておくのが得策だと思います。どっちみち、全部トルティーヤに巻くことなんて無理な程の量があるんですから(笑

 

次に、お好みでワカモレ、サワークリーム、サルサソースを適量乗せていきます。

僕の個人的な好みは、サルサソースを乗せるだけ。ワカモレとサワークリームは、その都度ナイフの先で食べる直前に適量を付けています。だから、この画像は一般的な乗せ方の例として撮ってみました。

 

ここがポイント。トルティーヤの下1/3から1/4、さっき具を乗せなかった部分を、上に折ります。

これをしないで食べると、必ずといっていいくらい、下の方から具が落ちてきたり、汁がしたたり落ちてきて、とても厄介なことになってしまいます。まあ、それはそれで、一緒に食べている人たちとの会話がはずんだり、後でいい思い出話にもなるのでしょうが・・・

※トルティーヤは、冷めると少し硬くなり、折った部分が割れやすくなりますので、温かいうちにこうやって食べてしまうことをお勧めします。

 

最後に、トルティーヤの左右の部分を畳むようにして巻いたら出来上がりです。トルティーヤが開かないようにしっかりと持って、口に運んでいきましょう。うんまいよ~!

 

というわけで、ヒントというかコツは、4コマ目の画像の部分です。何のことはない、ほんのチョットしたことなんですけどねぇ・・・ヒントとかコツなんて物は、往々にしてそんな物でしょうね・・・これを知らなかったばかりに、みんまで大騒ぎになったり、手から着ている服までビショビショにしちゃっている観光客を、現地で幾度となく見てきました。

何かの機会に、参考にしていただければ幸いです。

 

次回は、久々にニューメキシコ州の看板・標識の特集でも組んでみようかと思っています。どうぞお楽しみに。

 

5月のニューメキシコ州出張で仕入れてきた作品を、本業サイトに掲載する作業で、忙しい毎日を送っています。当ブログの更新や皆さんのところへお邪魔するペースが、またまた遅れがちになっていますが、どうぞご容赦下さい。 

 

【 お勧めのCD 】

 

Del Este de Los Angeles (Just Another Band from East L.A.)

Del Este de Los Angeles (Just Another Band from East L.A.)

  • アーティスト: Los Lobos
  • 出版社/メーカー: Hollywood
  • 発売日: 2000/09/12
  • メディア: CD

ブログ開設1周年を記念して、ここはやっぱり大好きなライ・クーダーをとも思いましたが、今回は 「ラ・バンバ」で世界的に有名になった「LOS LOBOS(ロス・ロボス)」です。以前ご紹介した、Ry Cooder(ライ・クーダー)の「THE SOUNDTRACKS ・ THE BORDER / ALAMO BAY」の「ALAMO BAY(アラモ・ベイ)」編に、David Hidalgo と Cesar Rosas の参加曲がありますので、まるで無関係というわけではありませんね。

ロス・ロボスのファースト・アルバムは、1976年の「Si Se Puedel」という記述を見たことはありますが、現在CD化されている最古のアルバムは、この「Del Este de Los Angeles (Just Another Band from East L.A.)のようです。オリジナルのLP盤は1978年の発売で、CD化は2000年です。

これと似たタイトルで、1993年発売の「Just Another Band from East L.A. : A Collection」という2枚組のベスト盤がありますが、違う内容ですのでお間違いなく。

このCDは、全編がメキシカン・フォーク然とした1枚に仕上がっています。ロック色を強めていく以前の、彼等の原点をたっぷりと堪能できる名盤です。とにかく上手い!若々しくて、パワフル!チカーノ(Chicano、メキシコ系アメリカ人)のエネルギッシュなアコースティック・サウンドを存分に楽しめます。オーソドックスな「Sabor a Mi」「Cielito Lindo」等も収録されています。

このCDをBGMにして、ビールかマルガリータをお伴に、本編で紹介したファヒータなんかを食べたら、最高の気分ですよ、アミーゴ!!  女性にはAmiga(アミーガ)だったわね・・・

 

アメリカ合衆国ニューメキシコ州の出張で定期的に仕入れてきた、インディアンジュエリーやオルテガ社製チマヨ・ベスト&チマヨ・ブランケット他を、本業サイトで掲載・販売しています。携帯電話用サイトは こちら です。代引き送料・手数料は無料サービス中です)

 

BEAR TRACK(ベアトラック)

 

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