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5月中旬のサンチュアリオ・デ・チマヨ(後編)  [サンチュアリオ・デ・チマヨ]

     残暑お見舞い申し上げます

蒸し暑い毎日が続きますが、皆さんくれぐれもご自愛下さい。

引き続き、本業サイトを少しずつリニューアル中なので、相変わらず毎日が多忙です。更新頻度、いただいたコメントへのレスポンス、皆さんの所へお邪魔するペースは、ゆっくりになりますが、引き続きよろしくお願い致します。

「5月中旬のサンチュアリオ・デ・チマヨ(前編)」をお送りしてから、もう1ヶ月が経とうとしています。その間に、新潟県中越沖地震があったりしたので、この記事の更新が今日にまで延びてしまいました。お盆も近いことですので・・・って、キリスト教の教会には、多分、お盆は関係ありませんね(笑

 

今回の写真も、全て現地時間で2007(平成19)年5月19日(土)午前10時30分~11時10分の間に撮影したものです。 

 

 

教会正面の看板です。建物の正面にある駐車スペースは、全て身障者用になりましたので、我々は敷地裏の広い駐車場にまわることになります。「前編」や過去の記事にも時々登場する馬は、その駐車場から建物の裏に続く道の脇にいます。

 

ここにも、例のニューメキシコ州の看板がありました。

 

文字の部分を拡大してみました。

「1816年、ベルナルド・アベイタとエル・ポトレーロの他の住民(その後、別の集落に分かれたが)は、ヌエストロ・セニョール・デ・エスキプラスを礼賛する、このどっしりとしたアドービ(泥レンガ)のチャペルを完成しました。6フィート(約180cm)もある十字架(キリストのはりつけ像)と、伝統的な病気の治癒力で有名な教会です。1920年代まで、アベイタ家が代々守り続けてきました。」・・・だいたい、こんな内容ですかね。

 

前の写真をご覧になって、既にお気付きの方も多いでしょうが、文章は書き直された跡がありますね。どうやら「歴史上の見解の相違」といった類いの事情から、内容が大きく書き換えられたと思われます。 スペイン系開拓移民vs先住のネイティブ・アメリカン(インディアン)といった観点だと思いますので、敢えてここでは詳しくは書きませんが・・・

 

チャペルの正面脇にある木製の十字架です。

 

これは、チャペルの正面にある木製の十字架で、ひとつ前の写真の十字架とは違う物です。この十字架は、「番外編47」「番外編41」にも写真を掲載してありました。注意深くご覧いただくと、アルファベットが彫られているのがおわかりになると思います。右上に、うっすらとCHAVES(チャヴェス)の文字が・・・どうやら人の名前のようですね。

 

ドラム缶にペイントが施された、大きなゴミ箱ですね。わざわざこんな場所に来て、こんな写真を記念に撮る日本人なんて、まずいないと思いますが・・・笑。

 

「ゴミは捨てないで、ここに入れて!!」と書いてありますが、その「FEED ME」のフレーズが妙に気に入ったので、チョット撮ってみた次第です。「DON'T LITTER」の標識は、アメリカの道路、特にフリーウェイを走っていると、よく見掛けます。いずこも状況は同じ、ということでしょうか・・・残念ですね。

※「feed」の単語は、本来「養う、食べ物を与える、(赤ん坊に)乳を飲ませる、(材料・原料を)供給する」という意味の動詞です。容量の単位である「リットル」は「LITER」で、「T」がひとつだけです。ちょっと紛らわしいですね(苦笑)

 

この女性像や図柄を、どこかでご覧になったことがある方も多いかもしれません。モノの本によると、この正式名は「Nuestra Señora de Guadalupe / ヌエストラ・セニューラ・デ・グアダルーペ(又はウアダルーペ)」、英語名は「Our Lady of Guadalupe / アワ・レィディー・オブ・グアダルーペ(聖母グアダルーペ)」です。

アメリカの守護聖人、特にネイティブ・アメリカン(アメリカン・インディアン)とヒスパニック(スペイン系アメリカ人)の守護聖人といわれています。また、全ての災難、戦争、病気から人々守ってくれるともいわれていて、ほぼ聖母マリアと同等とみなされているそうです。宗教的な解釈については専門外ですので、この辺で失礼しますが・・・

 

チャペル裏の駐車場の傍らに、いつの間にか設けられていた巨大なアーチです。最近、こういった類いの増設が多くなり、一部の地元住民からは、「まるで、どこぞのアミューズメント・パークのようだ」「昔のひなびた雰囲気の方が好きだった」などという声も漏れ聞こえてきますが・・・まあ、教会を管理・運営している人たちにも、色々と思惑などがおありだと思います。 

 

次回もどうぞお楽しみに。

 

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  • アーティスト: イーグルス
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前回記事でお勧めしたイーグルス「ファースト」の続いて、2作目「DESPERADO(ならず者)」です。西部の有名なアウトローをテーマにしたコンセプト・アルバムなので、サントラ盤のような構成の感もあります。「テキーラ・サンライズ」「ならず者」などの有名曲も収録されていますので、イーグルス・ファンでなくても、改めて聴き直して欲しい名盤です。実に丁寧な音作りをしていますよ。 

ジャケット裏の写真に、当時のメンバー4人の他に盟友ジャクソン・ブラウンとJ.D.サウザーも登場しているのは有名な話。また、日本国内向けの紙ジャケット仕様に関しては、紙帯の裏の収録曲表記に誤植があり、コレクター&ファンの心をくすぐる(?)ものがありますね。

 

 

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       元気だして新潟県! 負けるな新潟県!

 

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