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通算66回目ニューメキシコ州出張 2010(平成22)年4月14日(水)~22日(木) 第2日目15日(木)~第4日目17日(土) [ニューメキシコ州 出張日記]

 4月14日(水)から、通算66回目のニューメキシコ州出張中です。今回は、第2日目15日(木)から第4日目17日(土)の様子をダイジェストでお届けします。拙い内容と写真ですが、ひとときお楽しみいただければ何よりです。

 出張中は多忙な業務と時差の関係で、皆さんのブログにはほとんどお邪魔することが出来そうもありませんが、どうぞご容赦下さい。

 

【第2日目 現地時間で4月15日(木)】

 

 午前1時半(!!)に起床。というよりも、激しい時差ボケの所為でその後も二度寝は出来ず、仕方がないから起きてしまった・・・という感じです。まあ、毎度のことなんですがね・・・

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 ということで、14日(水)に日本を経つ直前に成田空港のラウンジでやっていた作業の続きを、コツコツと続行します。途中でストレッチやメールチェックなどもしながら。

 1泊たったの3900円(!)という超破格値と、翌日もアルバカーキ市内で大事な仕事の予定がある為、ここにもう1泊することにしました。荷物は部屋に置きっ放しにし、フロントで部屋の掃除を断って(保安上の個人的な習慣です)から、5時45分過ぎにサンタフェに向かいます。

 サンタフェに着いたのが7時ちょうど。以前にもこのブログに度々登場した、Baglemania(ベーグルマニア)というレストランで朝食にします。 出来るだけ野菜を摂ろうと思い、「Shef's Salad(シェフズ・サラダ)」を注文してみましたが・・・

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 大失敗でした! ご覧の通り、ハム、コールドターキー、チーズがてんこ盛りです。

 今まで日本で食べたシェフズ・サラダといえば、1cm角くらいのハムやチーズがこじんまりと盛られているモノばかりだったもので・・・これをサラダと呼んでいいものなのか・・・(苦笑)

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 新鮮で瑞々しい野菜を使ってはいましたが・・・こんなにお腹にもたれるサラダを食べたのは、48年間の人生で初めての経験でした。

 朝食には向いていないボリュームですね。ビールと一緒に晩飯に食べたい一品でした。このお店は午後2時までの営業で、アルコール類は販売していませんが・・・

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 仕事の途中、息抜きに外の空気を吸いに出ます。穏やかな天気、ニューメキシコ州らしい抜けるような青空です。春を通り越して、初夏のような陽気です。

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 昼食は、某社長とRancho de Chimayo(ランチョ・デ・チマヨ)へ。中高年の観光客で大変な賑わいです。某社長は、知り合いを見つけたらしく、挨拶をしにテーブルを離れます。私はその隙に、好物のChile Cou Queso(チリ・コン・クエソ)をパクパク。

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 二人とも、Carne Adovada(カーネ・アドヴァーダ)のランチサイズを注文。やはり、ここのが特別、一番美味しいですね。

 その後、サンタフェに立ち寄って、荷物の発送を済ませます。

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 とりあえず、急ぎの1個だけを発送。それにしても、広い車内です。

 思ったよりも早く今日の仕事が片付いたので、翌日以降に予定していた仕事も済ませるべく、一路アルバカーキに戻ります。

 ホテルの部屋に戻ったのが午後6時頃。メールチェックや業務連絡などを済ませ、日没の8時に徒歩で夕食に出掛けます。

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 ニューメキシコ州に来たら、やはりマルガリータは飲んでおきたいですね。

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 毎度のことながら店内の照明が暗いので写りは悪いですが、この日のスープ「フレンチ・オニオン・スープ」を注文してみました。なかなかの美味でした。「お通し」代わりのプレッツェルとスープのみで、この日の夕食は終わり。

 カウンターの隣に座ったご夫婦は、キューバ出身のニューメキシコ州在住とのこと。14日(水)に起きたアイスランドの火山噴火の影響で、ヨーロッパ旅行が足止めになっていると嘆いていました。キューバ出身ならばということで、ビエナ・ビスタ・ソシアルクラブとライ・クーダーのことを話題にしたら、つい盛り上がってしまって、予定よりも長居をしてしまいました。

 ホテルの部屋に帰ったら、眠くてフラフラ。睡眠時間たったの3時間は、さすがに48歳の我が身にはキツイです。午後10時半に就寝。

 

【第3日目 現地時間で4月16日(金)】

 

 夜中に留守番1号(妻)の業務連絡コールで一度は起きましたが、その後は二度寝が出来て、午前4時半に起床。このブログの下書き等をしていたら、あっという間に8時。急いでロビーに行き、朝食をいただきます。

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 午前8時ちょうどのホテル正面入り口前、YALE(エール)通りです。天気予報によると、早ければ夜中には雨になるとのこと。

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 無料サービスの朝食です。ニューメキシコ州出張中は、普段よりもずっとヘビーな料理が多いので、たまにはこういった軽めの朝食にして、体調を整えようと思います(笑)

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 部屋に戻ったら、荷物をクルマに詰め込み、9時にチェックアウト。アルバカーキ市内にある大きなコンベンション・センターに行き、ウェスタンやインディアン、ニューメキシコ州ご当地物のギフトショーを見て回ります。今回の出張は、このショーの開催に合わせて日程を組んだ部分もあります。

 何軒かの出展者からカタログや関係資料をもらったり、数年振りに偶然再会した地元の知人と話をしたりはしましたが、その場での買い付けはナシでした。

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 ショーの会場を後にして、サンタフェに着いたのが12時半過ぎ。4連泊するホテルにチェックインして荷物を部屋に入れ、昼食に向かいます。

 今回も、INN OF THE GOVERNORS(イン・オブ・ザ・ガバナーズ)を選びました。中心部「プラザ」の端にあって、税・サービス料込みで1泊9000円ポッキリは、超破格値と言えますから! 前払いとはいえ、非常にラッキーでした。

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 いつもの「The Ore House(オーレ・ハウス)」のバルコニー席で、「グリーン・チリ・シチュー」 を頼んではみましたが・・・今まで他所で食べて馴染みのあるグリーン・チリ・シチューとは、かなり様子が違いますね。もっとジャガイモや豚肉がごろごろしている素朴なシチューを食べたかったのですが・・・かなり都会的に洗練された一品ですね。

 味は申し分なかったのですが、次回からはここでグリーン・チリ・シチューを注文することはないでしょう。

 朝に出来なかったウォーキングも兼ねて、歩いて回れる範囲で買い物や用事を足して、ホテルの部屋に戻ったのが4時半くらいでした。メールチェック他を片付け、夜の外出に備えて、6時半から早目の夕食を摂ってしまいます。

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 ホテル1階の「DEL CHARRO Saloon(デル・チャロ・サルーン)」で、ハンバーガーとビールを。金曜日の夕方ということもあって、既にかなり混み合っていました。バーコーナーに1席だけ空きがあったのは幸運でしたね。ここのハンバーガーは安くて美味いので、常連客にも人気です。 

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 早目に夕食を済ませて出掛けた先は、かつての映画館跡で、現在はコンサートや講演会場になっている「The Lensic(ザ・レンジック)」です。

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 この日の仕事が予定よりも早く片付いたので、昼食後に当日券を60ドルで購入。前から12列目の中央の席を確保できたのはラッキーでした。実は、パット・メセニーはCDもアナログ盤もちゃんと聴いたことはなかったのですが、こんなチャンスは日本では滅多に無いと思いまして・・・

 定刻よりも10分遅れて、午後7時40分に開演。最初は3曲ほど一人でギターをプレイ。その後、彼の背後の緞帳(どんちょう)が上がると、「Orchestrion(オーケルトリオン)」と命名された巨大なロボット・バンド(?)が登場。予めプログラミングされたドラム、木琴、キーボード等の楽器が、ギターをプレイ中の彼のコントロールによって、自動演奏するという仕組みらしいです。その全景は、システマティックとは対極的な、かなりコミカルなものに感じられましたけどね。

 最初から最後まで、ステージ上には彼一人だけ。

 ローディーが、頻繁にギターをとっかえひっかえ運んではいましたが・・・

 アンコールに次ぐアンコールで、終演は午後10時15分頃にまでなったかと思います。時差ボケと疲れの所為で、所々ウトウトしてしまいましたが・・・素晴らしい演奏でしたよ。特に、生演奏をその場でデジタル・レコーディングした音源を無限ループのように流し続け、その上に更に生のギタープレイを重ねていく演奏は、まさに天才の領域でしたね!!

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 これがオーケストリオンの一部。終演後の撤収の風景です。

 詳しくは、パット・メセニーの公式サイト(英語のみ)を是非ご覧下さい。特に、このページには、YouTube動画とオーケルトリオンの詳しい説明があります。英語がおわかりにならなくても(私にもサッパリわかりませんがw)、動画を見るだけでも十分に楽しめると思いますよ。

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 これが、今回のツアーTシャツです。横の古い中古レコードは、近所のお店の店員さんからプレゼントされた物です。パット・メセニーの「出待ち」はしなかったので、サイン入りではありません。

 ホテルの部屋に戻って、コンサート後の充実感に浸りながら、ジャック・ダニエルを1杯だけゆっくりと飲んで、11時半頃ベッドに入りました。

 

【第4日目 現地時間で4月17日(土)】

 

 午前5時半に起床。まだ外は暗かったですが、小雨が降っていることはわかりました。天気予報によると、最低気温は摂氏3度、日中の予想最高気温は摂氏15度位で、ほぼ一日中の雨降りとのことでした。前日までとは大きく違って、冬の終わりに戻ったような感じです。

 外がすっかり明るくなった7時、雨がひどくなる前にと思い、ウォーキングに出掛けました。

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 このブログでもすっかりお馴染みの、サンタフェの中心部「プラザ」の様子です。歩き始めは平気でしたが、30分もすると雨足が強くなってきたので、ホテルに戻ることにしました。

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 いつものように、暖炉の前の席で、いつものような朝食をいただきます。

 天気が良くなさそうなので、部屋でずっと仕事をすることにしました。

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 これは、前日の収穫です。アナログ盤収集の先輩たちのブログに触発されて買ったアルバム、いつか買いたいと思っていた物など、色々と保護できました。ジャクソン5が、ジャクソン・ブラウンの「ドクター・マイ・アイズ」をカヴァーしていたことは、この時に初めて知った次第です。

 これらのレコードを捕獲した個人経営のお店は、前回1月の出張で偶然みつけたのですが、オーナーが私のことを覚えていてくれました。パット・メセニーのコンサートに行くことを教えたら、前出のレコードをプレゼントしてくれたんですよ。

 こういう画像をアップすると、「オマエ、ほんとに仕事してるんか?!」という類いの突っ込みコメントをいただくことが多いので、引き続きコメント欄は閉じておきますよ~(笑)

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 時計が正午をまわった頃、息抜きを兼ねて、昼食に出掛けます。ホテル横のゲートを出たところで、ちょうどパーキング中のサンダーバードに遭遇。淡いシェルピンクの年代物のようです。オーナーに了解を取って、写真を撮らせてもらいました。


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 信号待ちをしている、こんな妙チキリンな改造車にも遭遇。70代と思われる陽気な高齢オーナードライバーに、撮影許可を取るべく話かけたら、思いっきりドアミラー下のホーンを鳴らしてくれました。どうやら、潜水艦をイメージしているらしいです。 

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 久々に、ホテル・ラ・フォンダ1階のレストランで、昼食を摂ることにしました。ここのサルサソースは、昔から妙に水っぽくて味もイマイチです(苦笑)

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  ニューメキシコ州らしい料理を食べたかったので、「タマーリス・プレート」を注文。相変わらず何が何だかわからないルックス(笑)ですが、味は申し分なかったですよ。

 正調「Tamales(タマーリ、タマーレ)」 についての過去記事は、こちらを是非ご覧下さい。

 ホテルの部屋に戻って、1時間ほど昼寝をしたら、またまたパソコンに向かいます。天気予報が大きくハズレて、雨雲混じりとはいえ、青空が戻ってはきましたが、プラザ周辺の散策はせずにやりかけの仕事を続行します。

 時々、部屋の外に出て、大きな雨雲が浮かぶ青空を眺めながら脳ミソと目を休めつつ、日没の午後8時まで部屋で仕事に精を出したら、夕食に出掛けます。

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 前々から気になっていた、スペイン料理のレストラン&バー「El MESON(エル・メゾン)」に行って来ました。店内照明がとても暗かったので、料理の写真はアップ出来ませんが、どうぞご容赦を。

 土曜日の夜と言うこともあって、店内はかなりのl賑わいでした。ジャズのライブ演奏をしていたトリオ(ピアノ、ベース、ドラム)目当ての常連さんも多かったようです。

 ちなみに、私は、スパークリングワイン1杯、イカのフリッターてんこ盛り、赤ワイン1杯をゆっくり味わってきました。観光地プライスではありましたが、ライブ、料理、お酒、接客のどれもが満足のいくものだったので、またの機会に必ず行きたいと思います。

 ホテルに戻る道中で見た、煌々と光る月と星がとても美しかったです。ちょっとだけ残業をして、午後11時過ぎにに就寝。

 

 次回は、第5日目=現地時間で18日(日)から実働最終日=20日(火)の様子を、例によってダイジェストでお送りする予定です。

 

 では、次回もどうぞお楽しみに・・・


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