通算67回目ニューメキシコ州出張 2010(平成22)年7月21日(水)~29日(木) 第2日目 22日(木) ~ 第4日目 24日(土) [ニューメキシコ州 出張日記]
2010(平成22)年7月21日(水)から始まった、通算67回目ニューメキシコ州出張の様子をお届けしています。今回は、第2日目 22日(木)~第4日目 24日(土)の様子を、いつものようにダイジェストでお伝えします。
【第2日目 現地時間で7月22日(木)】
毎度の事ながらやっぱり時差ボケの所為で、午前3時前には起きてしまいました。体調は悪くないので、無理やり寝続けるのはやめにして、起きてしまいます。いつものように、レシートの整理、メールや自店サイト、ブログ関連の作業を進めて過ごします。
午前6時過ぎにホテルを出て、一路サンタフェに向かいます。この日の夜も連泊するので、荷物は部屋に置きっ放しです。楽チン、楽チン。(セキュリティの為にも)部屋の掃除はしなくてよい旨を、念の為フロントに伝えておきます。
出発直前のホテル前です。雲がピンク色に照らされて綺麗でした。
サンタフェに着いてから、久々にThe Pantry Restaurant(ザ・パントリー・レストラン)で朝食を摂りました。食べ慣れた2エッグ、ポテトと肉類のワンプレートメニューですが、この時はベーコンではなく、自家製のチョリゾーにしてみました。
日本で食べるいわゆる「チョリソー」 とは全く違いますね。ホロホロ、ボソボソの食感です。独特の辛さがジワジワ、ホッホと口の中に広がったら、目玉焼きやポテトを食べて和らげます。
おや、サンタフェ市警のバイク部隊の皆さんも、朝食ミーティング中でしたか。
実働初日の午前中は、せっせと仕入れのお仕事に精を出します。取引先とのアポイントが複数あったので、午後1時前には再びアルバカーキ市内に戻ってしまいました。
以前にも紹介したことのある、Nob Hill(ノブ・ヒル)ショッピングセンター内のイタリアン・レストラン「SCALO(スキャロ)」で、これまた紹介済みの「サルシッチャのペンネ」を味わいました。仕事中、先の運転もあるので、当然ですがノンアルコールです。朝食のチョリゾーと昼食のサルシッチャ・・・かなり似た食材の料理が続いてしまいました・・・出張中の私にはよくある事です(苦笑)
いくら地元の大人気店とはいえ、所詮はアメリカ国内ですから。ペンネの茹で加減に、アルデンテは最初から求めてはいません(苦笑) 味がいい分だけ、ちょっと残念なんですがねぇ。アメリカ人って、何でアルデンテの食感が嫌いなんでしょう?
ダイナミックで美しい夏雲、抜けるような青空、雲の影が写るサンディアピークの山並み・・・ターコイズブルーのUFOも、思わず見とれて建物に激突しちゃいましたか。日課の昼寝はナシで、市内の取引先に向かいます。
午後6時過ぎにホテルの部屋に戻り、諸々の作業を済ませたら、もう午後8時過ぎ。恵みのにわか雨の中、夕食に歩いて出掛けました。
近所のホテル内にある馴染みのレストラン・バーで、まずはマルガリータを1杯。大きめのビアグラスで出されるカジュアルな雰囲気も悪くないです。ニューメキシコ州では、マルガリータを気取って飲んでいる人を、未だかつて見たことがありません(笑)
ツマミ代わりに、今日のお勧めであるカナディアン・チーズ・シチューを頼んでみました。細かく刻んだ野菜がタップリは入ってはいましたが、濃厚なチーズの味わいに隠れてしまい・・・
メインは、シュリンプ・カクテル用の海老を乗せてもらった別注のハウスサラダです。生野菜と海産の物を食べたくなりましたので。
帰り道の高台から、美しいCity Lights(シティライト、街の灯り)を撮ってはみましたが・・・私の腕では、所詮こんなもんです(苦笑)
このブログの下書きをしているうちに、激しい睡魔に襲われ、午後11時前に就寝。
【第3日目 7月23日(金)】
例によって午前3時半に起床。7時ちょっと前、朝食に出掛ける支度をしていたら、留守番1号(妻)からメールが届きました。地元の夏祭りに出掛けているらしく、留守番2号(娘)の浴衣姿の画像が添付されていました。この日も仕事が立て込んでいるので、日課のウォーキングは無しです。
ホテルの並びにあるチェーン店「ワッフルハウス」で朝食を摂ることにしました。ここで朝ご飯を食べるのは、何年ぶりでしょうか。
日本でいうところのファミリーレストランを、内装もメニューも接客も(笑)、より簡素にしたような雰囲気ですね。
厚化粧の元おねいさんが、ワシヅカミにしたコーヒーミルク5、6個をガツンとテーブルに置いていくような・・・
調味料の瓶が、どれも少しだけベタついているような・・・
ラミネートした安っぽいメニューに、妙なアメリカっぽさを感じてしまうような・・・
チーズとハム入りのオムレツにベーコン付き、野菜はハッシュブラウンのみの超ハイカロリーな朝食でございます。レーズン入りのトーストが魅力的ですね。
元々セットに含まれているベーコンは、無くても十分なボリュームでございました。この日の昼食には、絶対にサラダを注文することを決意しながら食べましたとさ(笑)
ホテルの部屋に戻り、メールチェック等の後に荷物をまとめ、午前9時にチェックアウト。昨日と同じく、フリーウェイで一路お仕事に向かいました。
この日の昼食は、ニューメキシコ州で一番好きなレストラン「ランチョ・デ・チマヨ」に最初から決めていました(笑) 観光シーズンが始まっているので結構な混み具合でしたが、一人用の屋外の席を希望したので、5分ほどの待ち時間ですぐにテーブルに案内してもらえました。
注文した料理が来るまでの間、何も考えずに、ボーっと辺りの景色を眺めていたり、風にざわめく大樹の音や鳥の鳴き声を聴いて待つ時間が、とても贅沢に感じられて好きなんですよねぇ。
そういった意味では、たまに一人で食べに来るのもイイもんですよ(笑)
待つこと15分、サラダ系で大好物の逸品「Aguacate Relleno(アガカテ・レレーノ)」が来ました。瑞々しい新鮮な野菜をたっぷり食べることが出来て大満足です。
この料理のことは、別の機会に改めて記事にしたいと思います。
広い駐車場の脇に群生するサボテンです。花の時期は既に終わっていましたね。何気なく見ていたら、イーグルスのファーストアルバムを思い出したので、軽く1枚撮ってみました。
今回のパートナーは、日産のALTIMA(アルティマ)です。レンタル料金は前回のミニバンの半額、しかも超低燃費、スムーズで静かな走りの優等生です。電子キーを差し込んでスタートボタンを押す方式はすぐに慣れましたが・・・昔ながらのカギを回すような車種は、これからどんどん減っていくんでしょうねぇ。
この日のうちに仕入れ品を発送したかったので、食後は梱包作業を行い、早目にサンタフェに戻りました。業者に引渡しと支払いを済ませたら、プラザ(街の中心にある広場)から5ブロック=歩いて5分ほどの距離にあるホテルにチェックイン。利用するのは、今回が初めてです。
部屋に荷物を全部納め、メールチェック等の作業をしているうちに、いつの間にか外は雷雨になっていました。恵みの雨です。短時間で気温もぐっと下がり、すっかり過ごしやすくなりました。
入浴を済ませ、午後8時から雨の中を歩いて、プラザ近くまで夕食に出掛けます。向かったお店は、以前ご紹介した事のある「サンフランシスコ バー&グリル」です。
過去に何度か来たことのあるお店ですが、ワンパターンから脱出する為にも、初挑戦の料理を注文してみました。「グリルド・ルビー・トラウト(紅鱒のグリル)」です。
皮付き紅鱒の切り身で「ほうれん草etc」をくるんで、更にその外側にベーコンを巻くという、アメリカのお店にしては、かなり手間のかかるような料理です。ほうれん草がちょっと硬かったけど、味そのものは悪くなかったですね。
店を出た午後9時半過ぎには雨は上がっていました。スパニッシュマーケット前夜、観光シーズンの金曜日の夜ということもあって、この時間でも多くの往来がありました。半年前とは大違いです。
ホテルの部屋に戻って、撮り貯めた画像の整理やブログの下書きをしているうちに、またまた突然の激しい睡魔に襲われ、午後11時就寝。
【第4日目 7月24日(土)】
午前3時半に起床。お客様へのメール連絡など諸々の作業の後、ストレッチを済ませ、午前6時半にウォーキングに出掛けます。
今回、初めて泊まってみることにした「Las Palomas(ラス・パロマス)」 の正面入り口です。周囲の何軒かの空き家を宿泊施設に改装したような・・・ホテルともモーテル(モーターホテル)とも違う独特の雰囲気です。
フロントロビーのある建物から道路を渡った、向かいの一角に私が連泊している部屋があります。左側のレンガのある建物の半分が私の部屋です。中庭もありますので、明日はゆっくり読書でも・・・と思いましたが、読みかけの本を自宅に忘れてきてしまいました・・・苦笑
午前8時からスパニッシュ・マーケットが始まるので、出展者や関係者の皆さんは、展示や準備で早朝からとても忙しそうです。
ラス・パロマスに戻って、無料サービスの朝食をいただきます。注文すると、キッチンで暖かい軽食を作ってくれるようですが、今回はこれだけにしておきました。
スパニッシュ・マーケットは午前8時から始まりますが、片付けておきたい仕事があったり、どうしてもこの日のうちに行きたい所が1軒ありまして・・・会場であるプラザ周辺を回り始めたのは、午前11時過ぎになってしまいました。
かなりの混雑振りです。10数年前に初めて見に来た頃と比べたら、多分、倍くらいの規模に成長しているんだと思います。出店者も来場客も。
スパニッシュ・マーケットのことは、以前にも何度かこのブログで記事にしています。今回も、帰国後に特集したいと思います。
ちょうど正午くらいから雨が当たり始めました。地元の人たちにとっては恵みの雨ですが・・・15分ほどで土砂降りになってしまいました。お昼時なので、多くの来場者たちは、雨宿りを兼ねて周辺の飲食店に急ぎます。
雨がいつ止むかはわからないし、近場の飲食店はどこも大混雑のはずだと思い、私はプラザから離れた場所に向かって歩き続けます。そして、スパニッシュ・マーケット散策を一時中断し、昼食を済ませることにしました。
向った先は、バーベキュー専門店の「カウガール・バーベキュー」です。まずは、マルガリータではなく、「マンゴリータ」を1杯。マンゴーの果汁と果肉がタップリで、ドロドロとした変り種カクテルです。
マンゴー好きの留守番1号(妻)にも飲ませてあげたかった・・・
注文した料理は、「カルニータ・タコス」です。ニューメキシコ州の地元料理というよりは、メキシコ料理なのだと思います。大切りにしたサーロインの炭火焼は美味ですね。
ちょうど昼食が終わった頃に、激しく降っていた雨も上がりましたが、すぐにプラザには戻らずに他の細かい用件を済ませてしまいました。結局、またプラザでスパニッシュ・マーケット散策を再開したしたのは、午後3時半過ぎでした。
いつか手に入れたい素晴らしい伝統工芸品がいっぱいです。目の保養にもなります。午後5時の終わり時間に合わせてホテルに戻り、撮った画像の整理をして過ごしました。
さて、ここで前回と同様に、ちょっとだけ今回の収穫物の報告を・・・笑
嘘は書きたくないので、正直に言います。実は、上段の5枚は、今回の出張中の収穫物ではありません。アメリカ国内の某オークションサイトで入手した物ですが、出品者が国内発送しかしないという条件だったので、某取引先の社長に受け取ってもらったものです。いくら何でも、ニューメキシコ州で超レアなSHILOHやザ・ピータームーン・バンドのアナログ盤は、普通には売っていないと思います。もし売っていたら凄いですけどね・・・
ちなみに、光の照り返しで全く見えないのは、エミルー・ハリスの「ピーシズ・オブ・ザ・スカイ」です。
午後8時過ぎから夕食に出掛けましたが、あいにくと行ったお店の照明が非常に暗かった為、写真を撮ることは出来ませんでした。ちなみに、出掛けたお店は、以前にも紹介した「Sleeping Dog Tavern(スリーピング・ドッグ・タヴァーン、居眠り犬の居酒屋)」です。
今回は、以前から気になっていた「スモークサーモン フィッシュ&チップス」に初挑戦してみました。このお店のオリジナルですが、キツ過ぎないスモーク臭が何とも良かったですね。普通のフィッシュ&チップスよりも好きになってしまいました。
部屋に帰ってから、自宅から持参した「Easy Rider(イージーライダー)」のDVDを鑑賞して、日付変更線の一歩手前で就寝。
第5日目 現地時間で7月25日(日)から第7日目(実働最終日) 7月27日(火)の様子は、帰国後に更新する予定です。
では、次回もどうぞお楽しみに。
【 お勧めなライ・クーダーのセッション参加作品 #4 】
ごく個人的なミッション=文化財保護活動(命名 by paddiesさん)の成果をご紹介していきます。わがミッションとは、月刊誌「レコード・コレクターズ 1990年6月号 【特集】ライ・クーダー」のP40~P49に掲載されていた「セッション参加アルバム」(小尾 隆 執筆、敬称略)に沿って、紹介されていたアナログレコードをコツコツと収集していくことです。ごく一部(主にシングル盤)を除いて捕獲に成功しましたので、毎回1枚ずつ記事にしていこうと思います。
「セッション参加アルバム」を執筆された小尾隆氏に敬意を表して、出来るだけレコード・コレクターズ誌上の掲載順にご紹介していきます。また、アナログレコードを聴くことが出来ない環境の方の為に、CD化されているアルバムについては、巻末にそちらもご紹介していくつもりです。
なお、スペースや手間暇の都合もありますので、専門的な解説などはウィキペディアや、レシーブ二郎さんに代表されるような大先輩ブログの素晴らしい記事etcにリンクを貼らせていただくことでご容赦いただきたいと思います。
第4回目の今回は、40ページに掲載されている「4. テリー・メルチャー "Terry Melcher"(Reprise MS2185) 1974年」です。
白いトックリセーターにラペルの広いホワイトジャケット・・・1970年代前半という時代を感じさせるコスチュームですね。角をカットされたイギリス盤です。入手当時、本国盤は何処にも見当たりませんでした。
キレイなおねいさんにポンポンをすりすりしてもらって・・・(笑)
さすが60年代アメリカの西海岸ロック界を代表する名プロデューサーだけあって、参加ミュージシャンもとても豪華な顔ぶれです。これを見ただけでもゾクゾクします。バッキングボーカルには、有名な女性大物歌手の名も・・・親孝行ですね。
ちゃんとCD化もされています。
1. Roll in My Sweet Baby's Arms |
2. These Days |
3. Dr. Horowitz |
4. Beverly Hills |
5. These Bars Have Made a Prisoner Out of Me |
6. Arkansas |
7. Stagger Lee |
8. 4th Time Around |
9. Just a Season |
10. Medley: Halls of Justice/Positively 4th Street/Like a Rolling Stone |
11. The Old Hand Jive |
アレンジをかなり変えてあるカヴァー曲もあり・・・A面2曲目を一番最初に聴いた時は、ジャクソン・ブラウンの名曲「These Days」だとはわかりませんでした・・・私の未熟さもあるんでしょうが(苦笑)
収録曲の詳細は、上の「レシーブ二郎さん」ブログのリンクを熟読してみて下さい(と、完全な手抜きw)
全体的にカントリー色が強い+時に南部の味付けもあり、といった感じです。私好みの雰囲気です。肝心のライ・クーダーの突出したプレイといったものは、残念ながらありません。が、ひとつの時代を築いた名プロデューサーの初ソロアルバムということもあり、捕獲しておいて決して損はなかったと思っています。
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