大感動! 2月24日(金)J.D.サウザー&カーラ・ボノフ@ビルボードライブ東京に行ってきました [J.D.サウザー&カーラ・ボノフ ライブ]
3月に入って一週間以上が経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。インフルエンザの勢いが落ち着いてきたかと思えば、いやなスギ花粉症の時期となり(今シーズンは花粉の飛散量が少なめとはいえ、同病の皆様には心からお見舞いを申し上げます!)、本格的な春の到来が待ち遠しくなりますね。
私はといえば・・・2月いっぱいは、記録的な豪雪による除雪作業の合間に、日々の業務をこま切れにして差し込んで、どうにかこなしていくような毎日を送っておりました。そんなわけで、実店舗の移転先(同じ建物の1Fで、昨年2011年3月の父の他界後に、廃業した家業の履物店だった売り場)の改装作業は1ヶ月以上も中断したまま、確定申告も大幅に遅れて一昨日やっと提出できたような有様です。
さて、本日3月9日(金)、久し振りにこのブログの記事を書いています。明日10日(土)は父の一周忌(法要で臨時休業します)、明後日11日(日)は東日本大震災の発生から1年、12日(月)は長野県北部地震の発生と父の葬儀から1年という、公私共々に実に大きな節目が重なります。
改めて、東日本大震災、長野県北部地震で被災された地域の皆様には、心からお見舞いを申し上げます。被災地の多くの皆さんに一日も早く元通りの暮らしが戻ること、日本が一日も早く安全で安心して暮らすことが出来る国に戻ることを、切に願ってやみません。
このタイミングですと、一年間を振り返って色々な思いを書き連ねるのが常道なのでしょうが、あまりにも多くのことが頭の中を駆け巡り、文字に整理することが出来ない状態です。
そこで、今回は、ちょうど2週間前の2月24日(金)にビルボードライブ東京で行なわれた、J.D.サウザーとカーラ・ボノフのジョイントコンサートに出掛けてきた時のことをお伝えします。とはいえ、コンサート本番中の写真があるワケでもなく、ごく簡単な内容なのですが・・・ひとときお楽しみいただければ何よりです。
J.D.サウザーといえば、やはりこのアルバムが一番有名ですよね。懐かしく感じる方も多いはずです。私は、いまだに良く聴いていますが・・・
このアルバムの最後に収録されている「The Water Is Wide(邦題「悲しみの水辺」)」がデュエットされました。切ないくらいに、とても感動的でしたよ。
コンサート当日の2012(平成24)年2月24日(金)、まずは最寄のJR信越本線高田駅から、いつも出張の時に利用する午前6時13分発 長野行きの各駅停車に乗り込む。毎度のように、JR長野駅の立ち食いそば屋で、ささっと朝食。長野新幹線に乗り、JR上野駅で下車。そのまま、アメ横のお客様のお店に挨拶まわり。
その後、ウォーキング・エクササイズを兼ねて、JR神田駅まで中央通りを歩き続ける。ちょうどお昼時だったので、駅前のお寿司屋さんでお手頃ランチサービスを堪能(昼ビールは自粛)。午後一番で、御茶ノ水のお客様のお店に挨拶まわり。(楽器屋さんや中古レコード屋さん巡りも自粛)
午後3時頃、五反田のビジネスホテルにチェックイン。持参したノートパソコンで、前日遣り残したホームページの仕事を1時間半ほど行なう。
午後5時半、新潟県上越市立城南中学校時代の同級生だったY際クンが待ち合わせ場所に指定した、TBS本社の1階正面ロビーに到着。途中経路である地下鉄千代田線に乗ったのは何年ぶりだったろうか?建て直されたTBS社屋に入るのは、もちろん初めて。完全に「おのぼりさん」気分、辺りをキョロキョロするのに精一杯で、写真を撮り忘れる始末・・・。
再会の挨拶もそこここに、タクシーに乗り込んでビルボードライブ東京へ向かう。
午後6時の開場と同時に予約席に着席。ここの年間会員であるY際くんが、とても良い席を取っておいてくれた。感謝、感謝!ステージには、グランドピアノとギターが数本のみ。こじんまりとした会場は、とてもと快適な雰囲気である。。ステージの背景には、夕暮れ時の摩天楼が見える。もうこれだけで気分が高揚した。(ライブが始まる直前に、ステージの背景はブラックカーテンで覆われる)
斜め前のテーブル席には、偶然だが「また従兄弟」夫婦と知り合いのご夫婦が着席。しかも、そのご夫婦のダンナさんは私の友人Y際くんの同僚という、偶然と偶然が重なって、何とも不思議なご縁であった。(パネル・パッチワークのレインスプーナーを着ているのが、私の「また従兄弟」)
ライブが始まるまでの間、まずは黒生ビールで乾杯。向こうは、メニューを見ながらツマミを選ぶY際くん。そもそも、今回のコンサート観覧は、昨年10月に当店が出展(展示即売)した(有)エトスクラブ主催の合同展示会「PARTNER(パートナー)」にY際くんが来場してくれて、10数年ぶりに再会したことに端を発している。
展示会場の近所で飲み食いしながら、中学生時代の思い出話やお互いの近況報告で大いに盛り上がったのは言うまでもない。そして、会話の流れの中で、お互いにアメリカの音楽が大好きなことを再確認した。まあ、その時は、「いつかタイミングが合ったら、2人でコンサートでも観に行きたいねぇ~」などという、軽い口約束で終わったのだが・・・
後日、彼からメールが届き、今回のコンサートの件を誘われた。地方の小都市に住む私にとって、海外アーティストのコンサートを観る機会はそう頻繁にあるワケではないし、よほど幸運でない限りはステージに近い良い席なんて予約は出来ない。断る理由も、他の予定も全くなかったので、チケットの予約を頼んだ。持つべきものは友である。
赤ワインのボトルが来る前に、先に注文しておいたチーズの盛り合わせ、2種類のディップとグリッシーヌが届いた。赤ワインを飲み切ったあたりで、ちょうど開演時間の午後7時。二人とも、もうすっかりイイ気分であった。
カーラ・ボノフとJ.D.サウザーがそれぞれ4曲ずつを歌い、その後にデュエットという進行で、アンコールも含めて正味1時間半くらいのステージだったと思う。バックのミュージシャンはいなくて、二人とも生ギターを弾きながら歌ってくれた。決して長い演奏時間ではなかったが、内容も雰囲気も文句なしに素晴らしいものだった。
J.D.もカーラも、加齢が原因となる劣化が全くない!外見も歌声もである。歳をとったとはいえ、カーラは相変わらず美しく、透き通った歌声も健在。J.D.は白髪こそ増えたが、中年太りもせず、スタイリッシュでキリリとしていた。
そして何よりも、ステージからほんの数メートルの距離で二人の生の演奏と歌声を体感することが出来たのは、とても感動的だった。しかも、お酒を飲みながら楽しむことが出来るなんて!我々が座るテーブル横の細い通路を通って、J.D.とカーラがステージと楽屋を往復したのである!
持参したJ.D.サウザーのプロデビュー作品「Longbranch Pennywhisle(ロングブランチ・ペニーホイッスル)」のアナログ盤に、J.D.の直筆サインをいただくことも出来た。これも、Y際くんが顔馴染みの会場スタッフに頼み込んでくれて実現したものである。やはり、持つべきものは友だね。
コンサートが終わった後、Y際くんの行き付けらしい赤坂の居酒屋で軽く一杯やってから別れたのだが、興奮と感動の余韻があまりに大きくて、何だかずっとボーっとしていたような気がする。音楽を聴いてこんな気分になったのは、2009(平成21)年11月のライ・クーダー&ニック・ロウのジョイント・コンサート以来である。本当に素晴らしい夜であった。
機会があったら、また是非とも行きたい!
1. ゴー・アヘッド・アンド・レイン
2. フェイスレス・ラヴ
3. ユア・オンリー・ロンリー
4. サッド・カフェ
5. シルヴァー・ブルー
6. ニュー・キッド・イン・タウン
7. アイル・テイク・ケア・オブ・ユー
8. リトル・ヴィクトリーズ
9. プリズナー・イン・ディスガイズ
10. ベスト・オブ・マイ・ラヴ
11. アイル・ビー・ヒア・アット・クロージング・タイム
12. ハウ・ロング (日本盤ボーナス・トラック)
13. ハートエイク・トゥナイト (日本盤ボーナス・トラック)
イーグルスへの提供曲も含めて、名曲が満載のセルフカバー集CDは、非常にお勧めの1枚!どの曲もアコースティック、フォーキー、あるいはナチュラルな雰囲気にアレンジし直されています。良い意味で肩の力が抜けていて、だけど十分に熟成されていて、誠に素晴らしいのですよ! 往年のオリジナル曲との聴き比べをするのも面白いですね。
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お父様 ホント大変な時だったんですね
by (。・_・。)2k (2012-03-09 19:01)
>(。・_・。)2k さん、こんばんは。いつもありがとうございます。
2Kさんのお父様は、確か、一昨年の年末ギリギリに旅立たれたんでしたよね。ご遺族の皆さんは、さぞ大変だったことでしょう。
私の父は、東日本大震災の前日に他界し、あの惨劇を目の当たりにしなくて済んだ分、ある意味幸せだったのかもしれないなぁ~・・・と、ふと思うことがあります。
by ベアトラック (2012-03-09 19:43)
これ以上ない特等席ですね。
ライブの感動も桁違いでしょう。
この時期は1年前の悪夢を思い出さずにはいられません。
私も3月11日は、今書いている旅行記にうまく絡めて書こうと思っていることがあります。
by YAP (2012-03-10 07:01)
おはようございます。
とてもいいライブだったようですね。
翌日の公演に弟が行って、とても喜んでいました。
by paddies (2012-03-10 07:37)
>xml_xsl さん、アレクリパパ さん、寂光 さん、SilverMac さん、nice! をありがとうございます。
>YAP さん、おはようございます。いつもありがとうございます。
特等席で感動的なライブを満喫できました。
今日は父の一周忌法要がありますので、改めてこの1年間のことを考えたいと思います。
by ベアトラック (2012-03-10 07:38)
懐かしい名前です。
お元気で活動されているのに、ちょっと嬉しさを感じました。
by たいへー (2012-03-10 07:47)
カーラ・ボノフ、まだやっていたんですね。
AOR全盛の二人ですね。
今日はお父様の一周忌ですか、
時間は待っていると長くかんじますが
過ぎてしまうと早いもものですね。
僕もオヤジは28年、おふくろは13年になりますが
毎朝、仏壇の前で話をしています。
by こうちゃん (2012-03-10 10:20)
カーラ・ボノフ、20年くらい前に大学の先輩と一緒に新宿厚生年金会館へ
コンサートを観に行きました。そのときも男性シンガー(だれだったか失念)と
一緒のコンサートでしたが、観客の年齢層が高めで落ち着いた雰囲気
だったのを覚えています。。
ベアトラック兄さんもビールにワイン、美味しいつまみで、音楽に浸って
至福の時間でしたね。(^_^)
by うつぼ (2012-03-10 13:10)
>paddies さん、こんにちは。いつもありがとうございます。
ビルボードライブ東京には初めて行きましたが、とても雰囲気の良い会場でした。
コンサートも非常に良かったですよ。同日の2回目も観たかったくらいです。
でも、その余韻を体中に貯め込んで帰ってきました。
翌日の好演に弟さんも行かれたんですね。nice! です!
by ベアトラック (2012-03-10 14:34)
>たいへー さん、こんにちは。いつもありがとうございます。
J.D.サウザーもカーラ・ボノフも、現役バリバリだったのは非常に嬉しかったですよ。
by ベアトラック (2012-03-10 14:37)
>こうちゃん、こんにちは。いつもありがとうございます。
J.D.サウザーもカーラ・ボノフも、今の方が円熟味を帯びていて、若い頃よりも素敵でした。
先程、父の一周忌法要から帰ってきました。一年は本当に早いですね。
by ベアトラック (2012-03-10 14:39)
>うつぼ姐さん、こんにちは。いつもありがとうございます。
この時も、観客の年齢層は(私たちを含めて)高めで、落ち着いた雰囲気でしたね。
共通の趣味がある幼馴染みと一緒に、美味しい酒を飲みながら大好きなアーティストのライブを楽しめるなんて、本当に至福の時でした。クセになりそうです(笑)
by ベアトラック (2012-03-10 14:43)
>チヨル さん、lovin さん、こんにちは。nice! をありがとうございます。
by ベアトラック (2012-03-10 14:45)
こんばんは。私も昨年(3/18)亡くなった父親の1周忌を先週終えました。
膝の入院手術もあり3/2退院3/3法事というタイトなスケジュールでした。
カーラとJDは、20年以上前に今は無き新宿厚生年金でジョイントライブを
見ました。カーラの方が良かったかな??
JDが、サインの時、このアルバムのことを何か言っていませんでしたか?
個人的にはスゴイ関心があります^^;
by komakura (2012-03-11 02:58)
>komakura さん、おはようございます。いつもありがとうございます。
お疲れ様でした。大変な時期だったんですね。
会場スタッフの方にレコードを預けてサインをお願いしたので、J.D.とは話せませんでした。
私がこのプロモ盤を持っていることを喜んでくれていたら・・・と思っています。
by ベアトラック (2012-03-11 08:11)
>侘び助 さん、おはようございます。いつも nice! をありがとうございます。
by ベアトラック (2012-03-11 08:11)
>shin.sion さん、こんにちは。nice! をありがとうございます。
by ベアトラック (2012-03-11 13:01)
>rtfk さん、こんにちは。いつも nice! をありがとうございます。
by ベアトラック (2012-03-11 15:44)
>yayu-chang さん、こんばんは。nice! をありがとうございます。
by ベアトラック (2012-03-11 20:28)
>yumi さん、おはようございます。いつも nice! をありがとうございます。
by ベアトラック (2012-03-13 06:38)
こんにちは。
スバラシイ体験ですね!!!
ライブも、席も、そしてお酒を飲みながら好きな音楽を聴くのはサイコーですね。さすがTOKYO、お洒落な会場ですね。
オーバー・スペック141
by northernisland (2012-03-13 14:26)
>northernisland オーバー・スペック141 さん、こんばんは。いつもありがとうございます。
本当に素晴らしいひとときでしたよ。
こういった機会に恵まれている点では、お江戸も良いですね。
by ベアトラック (2012-03-13 18:40)
記録的な豪雪だったんですね。
こちらは記録的な寒さでした。
by 袋田の住職 (2012-03-14 11:38)
>袋田の住職 さん、こんにちは。いつもありがとうございます。
今シーズンは、何処も厳しい意天候が続いたようですね。
本格的な春の到来と桜のシーズンが待ち遠しいです。
by ベアトラック (2012-03-14 13:35)
>マチャ さん、こんばんは。nice! をありがとうございます。
by ベアトラック (2012-03-14 19:57)
カーラボノフとJDサウザー!
すごいですね~こんな取り合わせでコンサートあったとは!
知ってたら行ってたかもです。
カーラボノフのThe Water Is Wide、切ない綺麗な曲ですよね。
原曲はスコットランドかどこかの民謡らしですが、
カーラボノフで初めて聴いた曲でした。
高校生の時の先生が、カーラボノフのコンサート昔行ってて、
いろいろ話をきかせてもらったことを思い出します。
JDサウザーもカセット(笑)に入っててよく聴きました~
by にこちゃん (2012-03-14 20:26)
>にこちゃん さん、おはようございます。いつもありがとうございます。
実は、この二人のジョイントコンサートは、数年前にも行なわれていたそうですね。
昨年3月にも開催予定だったのが、東日本大震災によって中止になったのだそうです。
最後の1曲でThe Water Is Wideのデュエットは、ジンワリ泣きそうになりました。
次のチャンスがあったら、是非お勧めします!私も、もう一度観たいです!
by ベアトラック (2012-03-15 06:58)
去年は前半はご存じのように震災があり、もちろん仕事にも影響があり、
後半は母の入院そして11月に死去と、
我が家にとっても忘れられない年になりました。
恒例の北海道旅行を始め、すべての予定をキャンセルして・・・
今思えばあっと言う間の1年でしたね。
暮れに、ジャンルは違いますがコンサートに出かけてとても癒されました。
今年は暖かくなったらまた少しづつ動き出そうと思っています。
体も頭もまだちゃんと使えるうちに、見ておきたい所がいっぱいあります(笑)
by 1275GT (2012-03-16 00:28)
>1275GT さん、おはようございます。いつもありがとうございます。
1275GTさんにとっても、昨年は大変な一年だったんですね。心中お察し致します。
早く本格的な春の陽気が訪れて欲しいですね。
私も色々な所に行ってみたいのですが、相変わらず、日々忙殺でして・・・苦笑
by ベアトラック (2012-03-16 06:42)
多事多忙の一年でしたね。健康に気をつけてガンバッテ下さい。
by Silvermac (2012-03-16 22:56)
>SilverMac さん、おはようございます。いつもありがとうございます。
これから先しばらくも、相変わらずの多忙続きとなりそうです。
健康に気をつけて張り切っていきたいと思います。
>ゆきママ さん、おはようございます。nice! をありがとうございます。
by ベアトラック (2012-03-17 10:43)