やっと縦糸の張り替えと木機(きばた)の微調整が完了しました。毎日、少しずつ織っています [自作チマヨブランケット]
あっという間に5月も終わりに近づいてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。例年よりもずっと早く、5月のうちから梅雨入り宣言が北上中ですね。こんな変な陽気が続けば、何となく体調不良の人が増えるのも頷けます。いずれにしても、皆さんも引き続きご自愛下さい。
さて、日々色々と忙しく慌しく過ごしているうちに、このブログの更新もすっかり間が空いてしまいました。今日は私がレベル52にアップした記念日でもありますので、取り急ぎではありますが、機(はた)織りの様子をアップしたいと思います。初めての方は、ひとつ前の記事から通しでご覧いただければ幸いです。
縦糸に出来るだけ均等にテンションを掛ける必殺技です。
必要な物は、ホームセンターの木工製品売場で売っている180cmの長さの丸棒2本と、適当な長さの紐4本、そして当人の根気のみです。
1インチ幅に8本の縦糸 x 45インチ + セルビッチ用に更に4本 = 364本の縦糸
お陰様をもちまして、2013(平成25)年、本日4月22日(月)で創立23周年を迎えることが出来ました / 木機(きばた)の移転作業の様子をお伝えします [自作チマヨブランケット]
まずは、先々週の東京、先週の大阪で開催された有限会社エトスクラブ主催の合同展示会「PARTNER」、当店の展示即売会には多くの皆様にご来場いただきまして、ありがとうございました。普段はインターネット上でのお付き合いが多い方々と直接お会いしてお話が出来たり、フェイスブックで知り合って初めてお会い出来た方もいらっしゃったりと、とても有意義な出張でした。改めて感謝しております。
そして、本日2013(平成25)年4月22日(月)をもちまして、当店ベアトラックは、創立23周年を迎えることが出来ました。ご愛顧いただいている皆様、ご支援いただいている皆様には深く御礼を申し上げます。誠にありがとうございます。これからも倍旧のご愛顧、お引き立てをどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、ここからは、2Fの旧店舗から1Fの現店舗の奥に木機(きばた)を移動、組み立て直しをした様子をダイジェストでお送りします。
本体は、縦141cm、横148cm、最頂部の高さ178cm・・・かなり大きいですよ。これは4月1日(月)の日中に撮った画像です。やっと木機(きばた)の本体を、1F売場奥の作業スペースで再び組み立て終わったところ。毎日1時間程度しか作業が出来なかったので、この時点ではまだ縦糸ユニットのセッティングは完了していませんでした。
時間軸は逆戻りして、これは2Fの旧店舗のウインドー際にあった頃の様子です。ニューメキシコ州チマヨ式の木機(きばた)は、日本の伝統的な座って織る木機とは違って、足踏み板の上に立ったままで織ります。
この状態から順にばらして、部材を1Fに少しずつ下ろしていきます。
私の自作ブランケット作品をご紹介致します [自作チマヨブランケット]
今回は、『モノ・マガジン情報号 2.16』(No.643) 〈平成23(2011)年2月2日発行・発売〉11ページの特集記事に掲載された、私の自作ブランケット作品をご紹介致します。
ブランケット作品の画像をクリックしていただくと、当店通販サイトの商品ページにジャンプします。
縦糸(白色 2プライ)、横糸(化学染料染め 4プライ)共に、オルテガ社と全く同じウール100%の専用糸を使用し、1点1点じっくりと時間をかけて織り上げています。
『ヴィンテージ・チマヨ・スタイル』ブランケット 1795 x 1050 mm オートミールグレー ¥189,000(税込み)
毎日少しずつ製作中のチマヨ・ブランケット [自作チマヨブランケット]
先月、久し振りにフルサイズ(仕上がりの幅 約110cm)、長さ12mの縦糸 warp(ワープ)を張りました。1インチ=約2.5cm幅に縦糸8本、「耳」= selvedge、selvage(セルヴィッチ)の2本取り分も含めて、合計363本・・・だったと思う・・・を一人で張る作業は、相変わらず時間が非常にかかりました。オルテガ社にあるような、大掛かりなドラム式のワーピング・ミルがあれば楽チンな事この上ないのだけれど、それには更に6畳一間くらいのスペースが必要なので、現状ではガマンするしかありません。