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アメリカ産ターコイズの説明 [インディアンジュエリー]

アメリカ産ターコイズを、アイウエオ順で鉱山別に説明しています。本業サイトの仕事、このブログのレギュラー記事を書く合間などに、少しずつ画像を加え加筆していこうと思っています。完成までにはかなりの時間がかかりそうですが、インディアンジュエリーやアメリカン・ターコイズのマニア・コレクターの皆さん、これから本物のインディアンジュエリーの購入をご検討中の皆さんのお役に立てればと思っています。

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アメリカン・ターコイズ・インディアンジュエリー by ベアトラックさん

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【 イサカピーク・ターコイズ 】 Ithaca Peak Turquoise

アリゾナ州の西端で採掘されてきたキングマン・ターコイズ( kingman Turquoise )の中でも、イサカピーク( Ithaca Peak )坑道で採掘された、特にハイグレードで最も硬度が高いナチュラル・ターコイズは、イサカピーク( Ithaca Peak )ターコイズと呼ばれ、アメリカ国内を始めとするコレクター、マニアの間で珍重されています。

2004年頃に採掘が再開され、現在も採掘されているキングマン・ターコイズの約95%は、透明樹脂を特殊な方法で加圧注入して硬度を高めるスタビライズド( Stabilized )加工が施されているそうですから、その希少性はかなりのものです。

パイライト( iron pyrite、黄鉄鉱 )やウォーターマーク( Watermark )が入った石、1970年代に一度閉山する以前の通称「オールド・キングマン( Old Kingman )」の石は、コレクターの間でも特に珍重されています。硬度が高いので、非常に光沢があり、独特の美しさが魅力です。

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【 インディアン・マウンテン・ターコイズ 】 Indian Mountain Turquoise

ネヴァダ州の中央東部、ランダー郡( Lander County )にある鉱山です。元々は、1970年にショーショニー族の羊飼いが、丘の中腹で羊の放牧をしている最中に、鉱脈につまずいて発見されたといわれています。

その後、エディー・マウジー( Eddy Mauzy )氏とその家族が採掘をし、アメリカ南西部トップクラスのインディアンジュエリー職人・作家たちに売り出しました。

色目は、はっきりとした明るめのブルーが一般的で、稀にブルーグリーン系も見られます。トップグレードの石は、マトリックス(スパイダーウェブ)が黒から濃い焦げ茶、他はベージュ系が一般的です。

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【 キャリコ・レイク・ターコイズ 】 Carico Lake Turquoise

ネヴァダ州の中北部ランダー郡( Lander County )にあり、現在も細々ですが採掘されています。標高の高い場所で干上がった湖の跡からみつかったので、この名前がつけられたそうです。元々は金鉱の副産物でもあります。時折、採掘会社が個々の採掘者に対してターコイズの採掘権を貸し出しています。埋蔵量と採掘の時間が限られているので、希少なターコイズのひとつといえるでしょう。

同じキャリコ・レイク地域から産出されるターコイズは、オーロラ( Aurora )、ストーン・キャビン( Stone Cabin )、スティニッチ( Stenichi、Steinich )、ゴールド・エーカー( Gold Acre )等の名前で市場に出回ることもありますが、キャリコ・レイク・ターコイズの名前が一番有名です。

カラーレンジは幅広く、均質なブルーから深みのあるブルーまであり、稀に亜鉛の成分に起因する淡いエメラルド・グリーンもあります。

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【 キャンデラリア・ターコイズ 】 Candelaria Turquoise 

ネヴァダ州の小さな鉱山で、既に閉山しています。明るく透明感のあるブルーの色目が主ですが、稀にブルーとエメラルド・グリーンが混在するような微妙な色目のものもあります。カラーレンジは割と広いです。

ベージュから茶色のマトリックスが入ることがありますが、黒いマトリックスは珍しいようです。また、クモの巣状のいわゆる「スパイダーウェブ」が入ったものも少ないようです。

ハイグレードで、非常に希少なアメリカ産ターコイズのひとつです。

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【 キングマン・ターコイズ 】 Kingman Turquoise

アリゾナ州北西部の Mineral Park (ミネラル・パーク)鉱山地域で、銅山の副産物として採掘されています。1970年代に一度閉山しましたが、2004年9月に採掘が再開されました。

カラーレンジは、ややグリーンがかったブルーから濃い目で透明感のあるブルーまだ幅広くあります。現在では、採掘される約95%が、透明な樹脂を特殊な方法で注入して硬度を高めるスタビライズド( Stabilized )加工を施されるそうです。

ナチュラルの状態で特に硬度が高い物は、イサカピーク( Ithaca Peak )ターコイズと呼ばれ、希少価値が高く非常に珍重されています。

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【 クロウ・スプリングス・ターコイズ 】 Crow Springs Turquoise

ネヴァダ州南西部のトノパー( Tonopah )地方から産出されますが、産出量はそれほど多くはないようです。1909年に発見されたクロウ・スプリングス( Crow Springs )鉱山から採掘されるのでクロウ・スプリングス・ターコイズと呼ばれますが、アジャックス・ターコイズ( Ajax Turquoise )、ブルーバード・ターコイズ( Bluebird Turquoise )と呼ばれることもあります。

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【 ゴドバー(ガドバー)・ターコイズ 】 Godbar Turquoise

ネヴァダ州中北東部、アメリカでも有数の銅山として有名なバトル・マウンテン( Battle Mountain )地区の近くにあり、現在まで断続的ではありますが産出されています。ただし、採掘量はかなり少ないようです。

過去に数人の人物が入れ替わり採掘権を所有した為に、その都度ラスト・チャンス( Last Chance )、ドライ・クリーク( Dry Creek )、オールド・バーンハム( Old Bernham )、ゴドバー(またはガドバー、Godbar )という風に、名前が変遷したといわれています。

このターコイズ独特の白味がかった淡い色合いは、銅(青)の成分よりもアルミニウムの成分がかなり勝っている為に起こるといわれています。それ故に、他のターコイズよりも高度が高いそうです。この独特の色合いに、他のターコイズにはない何ともいえない魅力を感じる方も多いと思います。

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 【 シリリョス、セリリョス・ターコイズ 】 Cerrillos Turquoise 

ニュ-メキシコ州サンタフェの南約10マイル(16km)にある、Cerrillos (シリリョス、シィリリョス、またはセリリョス)周辺地域から採掘されていました。現在では鉱脈がほとんど枯渇し、閉山しています。主な個別の鉱山として、Blue Bell (ブルー・ベル)、Castilian (キャスティリアン)、Tiffany (ティファニー)等が有名です。

アメリカ合衆国南西部産出のターコイズの中でも、有史以前からの最も古い物のひとつとして有名です。スペイン人がこの地域に入植するずっと以前から、付近のプエブロ・インディアンの人たちは、個々に採掘をしていたと伝えられています。そして、シリリョス・ターコイズは、北米全域だけでなく中南米にまで至る広範囲で交易・売買されていたことが、遺跡発掘などの学術調査等でも明らかにされています。

ターコイズとしては珍しく火山の麓で作られたもので、火山活動による豊富なミネラルの影響を受けて、様々な色合いのものが生み出されました。ベージュからカーキのグリーン系、深みのあるブルーグリーンから鮮やかで濃いブルーや明るいブルーまで、70種類以上もの色合いが確認されているそうです。シリリョス・ターコイズはとても硬いターコイズで、それ故に磨き上げるととても良く輝きます。

ニューヨークのティファニーとその関連会社であるアメリカン・ターコイズ・カンパニーは、この地域の利権を買い取り、1892年から約10年間で200万ドル相当のターコイズを産出したと記録されています。

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【 スティニッチ・ターコイズ 】  Stenichi ( Steinich ) Turquoise 

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【ストーミー ・マウンテン・ターコイズ 】 Stormy Mountain Turquoise 

ネヴァダ州北東部エルコ( Elko )郡で採掘されていましたが、現在は閉山しています。硬質で、カラーレンジは薄いブルーから濃いブルーまであります。古く典型的なものは、黒いシミ状のマトリックスが嵐の暗雲のようにあった為、この名前がつけられたそうです。現在では、入手が非常に困難なターコイズのひとつになっています。


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【 スリーピング・ビューティー・ターコイズ 】 Sleeping Beauty Turquoise

アリゾナ州中東部グローブ( Globe )近くにある銅山から産出されます。その産出量は世界有数で、現在のアメリカでは数少ない、海外輸出もされるターコイズです。カラーリングは、ライトブルーから透明感のあるミッドブルーまで幅広いです。マトリックス(スパイダーウェブ)がないか、極端に少ないクリアーな色合いが特徴です。

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【 ターコイズ・マウンテン・ターコイズ 】 Turquoise Mountain Turquoise

アリゾナ州中北西部、ネヴァダ州との州境近くの鉱山で、ミネラル・パーク( Mineral Park )鉱山地方に属し、同じ地域にあるキングマン( Kingman )ターコイズの鉱床に近いです。1980年代には閉山したとのことです。

カラーレンジはブルーからグリーンで幅広く、マトリックス(スパイダーウェブ)の色・入り方も様々で、見た目のバリエーションは実に広いです。

古くからの典型的なものは、ひとつの石の中に濃淡差のあるクリアーなミッドブルーに、薄いベージュから茶色のマトリックスが入ったパターンです。キングマン・ターコイズの鉱床に近いことから、それとよく似た物も時々見掛けます。

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【 タイロン・ターコイズ 】 Tyrone Turquoise

1880年代に坑夫ジョン・コールマン( John Coleman )が、現在のニューメキシコ州シルバーシティー( Silver City )郊外での狩猟旅行の途中で、大昔の採掘跡を再発見したのが始まりといわれています。元々、タイロン( Tyrone )という名前は、特定の鉱山から採掘されたターコイズを指すのではなく、シルバーシティとタイロン銅山周辺から産出されたターコイズの総称です。

その中のひとつ、アズール( アジュール、Azure )鉱山から産出された明るいブルーのターコイズは、ニューメキシコ産で最も高価で価値のあるターコイズといわれてきました。特に、1893年にアズール鉱山で発見されたエリザベス・ポケット( Elizabeth Pocket )と呼ばれる、長さ100フィート(約30m)x幅40フィート(約12m)x高さ45フィート(約13.5m)の単独鉱脈は、当時ニューメキシコで最高のターコイズを産出しました。

しかし、1980年代初めに銅採掘会社が、銅鉱石を粉砕して酸で洗浄する加工法を取り入れてからは、この地域ではターコイズがほとんど産出されていません。新しい方法では、銅鉱石に含まれているターコイズの原石が破壊されてしまうからです。

このような状況から希少性が高まり、またハイグレード(高い硬度)な品質から、現在一部では、ナンバーエイト・ターコイズ等に匹敵するほど価値のあるアメリカ産ターコイズともいわれています。新品のジュエリーに使われているタイロン・ターコイズは、コレクター等が個人所有していた石を加工した物、または古いインディアンジュエリーに使われていた石を再加工した物が多いです。 

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【 ドライクリーク・ターコイズ 】 Dry Creek Turquoise

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【 ナンバーエイト・ターコイズ 】 Number 8 Turquoise

 

 

ネヴァダ州北東部で、1925年に発見された鉱山です。最盛期だった1930~50年代の初め頃は、かなり広範囲で活発に採掘されていました。が、現在は採掘が終了し、完全に閉山しています。

カラーレンジは、淡いマットなスカイブルーから濃いブルーまで広いバリエーションがありますが、スカイブルーが一般的・典型的でしょうか。また、透明度のある物も乳白色がかった物もありますので、実に様々です。ナンバーエイト・ターコイズは、黒、金茶や茶色のマトリックス(スパイダーウェブ)が入り、他のターコイズとは比較的見分けやすいと思います。いわゆる「クラシック」な雰囲気のターコイズの典型ともいえるでしょう。

1961年には完全に閉山したと言われており(1957年頃とも言われており、諸説があります)、アメリカ国内でも年々入手が困難になってきています。これから益々人気が出ると思われるターコイズのひとつです。

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【 パイロット・マウンテン・ターコイズ 】 Pilot Mountain Turquoise 

ネヴァダ州中西部にあり、現在も産出されています。一軒の被くによって所有・採掘が続けられています。色合いはグリーンからブルーまで幅広く、濃淡も様々、マトリックス(スパイダーウェブ)も赤茶・こげ茶・黒と多様です。石の色とマトリックスの組み合わせは多岐に渡ります。硬度が高く、非常に美しい光沢が魅力的です。
     

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【 ビズビー・ターコイズ 】 Bisbee Turquoise

アリゾナ州南西部、アメリカでも有数の銅山、通称「ラヴェンダー・ピット」(ラベンダー・ピット、Lavender Pit )と呼ばれる地域内にある町、「ビズビー」(または「ビスビー」、Bisbee  )ノ鉱山から産出されていました。現在は閉山しています。

トップグレードの物は、透明感のある深いブルーで、濃い目のスカイブルーが一般的です。ごく稀に、薄い霧がかかったようなマトリックスがはいるものがあります。これらは、特に「スモーキー・ビズビー」( Smoky Bisbee )と呼ばれて、コレクターやマニアの間ではとても珍重されています。

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【 フォックス・ターコイズ 】 Fox Turquoise

ネヴァダ州中北西部に位置し、同州で最も産出量が多いといわれていた鉱山です。その割には、このターコイズを使ったジュエリーは、現在あまり見掛けることがありません。

1912年に発見され、ドーウェル・ウォード( Dowell Ward )氏が1940年代に買い取って発展させました。同地域で産出されるターコイズの色合いの違いから、フォックス( Fox )、ホワイト・ホース( White Horse )、グリーン・トゥリー( Green Tree )、スミス( Smith )ト名前を付けて区別し、ターコイズ市場のシェア拡大を図ったようです。

濃淡差は色々ありますが、グリーンからブルーグリーンのカラーレンジで、独特なベージュ系のマトリックス(スパイダーウェブ)が入ることが多いようです。

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【 ブルー・ジェム・ターコイズ 】 Blue Gem Turquoise

ネヴァダ州中北部にあり、1934年から採掘が始まりましたが、現在は採掘が終了しています。アメリカでも有数の銅山として知られているバトル・マウンテン( Battle Mountain )地区の6マイル(約9.6km)南に位置します。かつてネヴァダ州の中には、幾つかのブルー・ジェムと呼ばれる鉱山が存在しましたが、この場所で採れたターコイズが最良の品質、採掘量も最多で、最も有名です。

カラーレンジは、深い緑から透明感のあるブルーまで幅広く、マトリックス(スパイダーウェブ)はライト・ブラウンからライト・ベージュが一般的です。

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【 ブルー・ダイアモンド・ターコイズ 】 Blue Diamond Turquoise

ネヴァダ州ランダー(Lander)郡オースティン(Austin)の近郊にある鉱山で、標高の高い高山にある為、特に厳冬期の採掘が出来ないそうです。ライトブルーから濃い目のブルーの色合いが多く、黒いマトリックスが入るのが特徴です。硬度が高く、良質の石が採掘されることから、アメりカのコレクターの間では人気も高いです。

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【 モレンシー・ターコイズ 】 Morenci Turquoise

アリゾナ州中南西部の鉱山です。同州でも最大規模のモレンシー銅山(露天掘り)の副産物として産出されていました。アメリカのターコイズとしては、最も古い物のひとつとして流通していましたが、現在は掘り尽くされてしまったようです。

カラーレンジは、明るめでクリアーなブルーから濃い目の物まであります。前者は「モレンシー・ブルー」と呼ばれています。稀に、「パイライト、アイアン・パイライト」( iron pyrite )または「フールズ・ゴールド」( Fool's Gold、愚か者の金)とも呼ばれる、一見ゴールドやシルバーのような金属色の模様が見られることもあります。これらパイライト(黄鉄鉱)がふんだんにちりばめられた石は硬度が高く、非常に希少性があります。

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【レッド・マウンテン・ターコイズ】 Red Mountain Turquoise

ネヴァダ州中央東部、コルテス( Cortez )地方のレッド・マウンテン( Red Mountain )鉱山から産出されます。石の色目は、濃いブルーから明るいブルーが一般的で、稀に淡いブルーグリーンもあります。複雑で細かなスパイダーウェブ(くもの巣)状のマトリックスが入り、その色は赤錆色が一般的です。それ故に、この名前が付けられたという切があります。

稀に、濃い焦げ茶のマトリックスや、赤錆色だがマットな地図状で広い面積のマトリックスが入ることもあります。ハイグレード(硬度が高い)なことが特徴で、他の良質で希少なターコイズにも匹敵する価値があります。

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【 ロイストン・ターコイズ 】 Royston Turquoise

ネヴァダ州中西部にあるロイストンは、主たるロイヤル・ブルー( Royal Blue )鉱山と、バンカー・ヒル( Bunker Hill )鉱山、オスカー・ワーレンド(ウェレンド、Oscar Wehrend )鉱山の3つから構成されています。1902年の発見以来、今でも断続的に採掘されています。量は非常に限られてはいますが、良質のターコイズを産出しています。

カラーレンジは、濃くて深みのあるグリーン、濃いブルーから薄いスカイブルーまでと幅が広いです。マトリックスは、茶色からベージュが、一般的のようです。

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【 ローン・マウンテン・ターコイズ 】 Lone Mountain Turquoise

ネヴァダ州の中南西部に位置する鉱山です。1920年に発見され、かつては「ブルー・ジェイ」( Blue Jay )ターコイズと呼ばれていましたが、その後は「ローン・マウンテン」ターコイズと呼ばれるようになりました。

かつては、細かく美しいマトリックス(スパイダーウェブ)を伴った深く濃いブルーをはじめとする、様々なカラーバリエーションの石を産出していました。母石の中から、大きな塊り状の良質な物が見つかることでも有名でした。

一時期は、アメリカ南西部で産出される典型的なクラシックタイプのターコイズの中でも、ランダー・ブルー( Lander Blue )ターコイズに次ぐ高価なターコイズでもありました。それ故に、採掘者が高価なターコイズを求めて恣意的に坑道を掘り進めていったらしく、鉱脈が減るにつれ費用対効果が薄れ、管理が危険な鉱山となったようです。後年は、開口式の採掘に変わりました。

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     【お勧めの洋書】 

 

Turquoise Unearthed: An Illustrated Guide (Rocks, Minerals and Gemstones)

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  • 作者: Joe P. Lowry
  • 出版社/メーカー: Rio Nuevo Pub
  • 発売日: 2002/11/15
  • メディア: ペーパーバック

アメリカ南西部産出のターコイズが鉱山別に詳しく紹介されています。カラー写真も豊富なのが嬉しい1冊です。(英語のみ)

 

 

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