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遭遇!ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドのメンバー! [ニルス・ロフグレン]

これは、昨年2005年1月のニューメキシコ州出張でのお話です。いつもは、本業サイト http://www.e-beartrack.com の「出張レポート」コーナーで紹介する内容なんですが、画像が肖像権に引っ掛かるとマズイので、当時は詳しく書き込みませんでした。が、その後もお問い合わせが時々あったので、未公開の記念写真と共に、今回ここで書き込むことにしました。↓

現地時間で、2005年1月17日の夕方。インディアンジュエリーの買い付けを終え、ニューメキシコ州ギャラップの(その当時の)常宿、ベスト・ウェスタン・モーテルのフロントで私がチェックインしている時。ふと何気なく床を見たら、やたらとホテルや航空会社のステッカーがベタベタ貼ってあるTakamine(アメリカでは、タカマインと発音する人が多いらしい)のギターケースが、ちょこんと置いてありました。旅行好きか出張の多い人で、いつでもギターを持ち歩くほどギターが好きなんだ、隣りのお客さんは・・・と思っていたら、私とそのギターケースの間に、小柄だけどガッシリした男性が、す~っと滑り込むようにはいってきたんです。何気なくその人の顔を見たら・・・ナ、ナ、なんと、Nils Lofgren。あのブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドの名ギタリストとして世界的に有名な、あのニルス・ロフグレン氏でありました!

 

 

(ちょっと手ブレ気味なのでわかりにくいかもしれませんが、顔にちゃんと名前が書いてあるので、絶対ニルス・ロフグレンさんに間違いありません。よ~く見て下さいよー!)

いや~、その時の興奮といったら、なかったですねぇ。

「す、すみませんけど、ひょっとして・・・あ、あのニ、ニルス・ロ、ロフグレンさんじゃぁ、あ、ありませんかぁ~?あなたが80年代に出したソロ・アルバム『FLIP』の中の、『DELIVERY NIGHT』が大好きなんですよ!」(声が完全に裏返っている)と話しかけたら・・・一瞬「???」って顔で沈黙した直後に、彼の顔が見る見るうちに満面の笑みに変わっていったのが、とっても印象的でした。(どうやら、自分の過去のレコードやナンバーを忘れていたようだなぁ)

で、お決まりのパターンだけど、サインを下さいと言って、ショルダーバッグの中をゴソゴソ探していたら、「チョット待ってて」と言うか言わないうちに、外のクルマまで走って行って、CD4枚を持ってきてくれて、1枚にサインをして全部プレゼントしてくれました。下の画像の左下CD『Breakaway Angel』が、そのサインをしてくれた1枚。あとは、上段左『DAMAGED GOODS』、右『NILS LOFGREN ACOUSTIC LIVE』、下段右『Nils Lofgren Band Live』(2枚組)です。

とにかく、ギターがウマイ!エレキもアコースティックも!ブルース・スプリングスティーンのバックの時とは、全然違うことをやってますが、断然のびのびとしてます。前述の『FLIP』は、いかにも80年代の音作りでしたが、これら4枚は相当な成長(?)を感じさせます。

 

その後、ブルース(スプリングスティーン)のバックとリンゴ(スター)のバックで2度の来日経験があること、(あまりにプライベートなことなので、ここではとても書けないような)奥さんや子供さんのことを、向こうの方から初対面の私に気さくに話してくれました。ワールドクラスの超有名人とは思えないような、フレンドリーで温かみのある、人のいいオジサンといった感じ。CDをもらったお礼に、彼のクルマから荷物を降ろす手伝いをして、その場を離れました。

ホテルのフロントに戻ると、記念撮影をしてくれた従業員の女性やまわりの子たちが、「ねえ、ところであの人、だれ?」と尋ねるので、ブルース・スプリングスティーンの・・・とお決まりの説明をしたら、その場が大興奮状態になってしまいました。意外と、みんな知らないのよねぇ。まあ、仕方ないか。

写真を撮ってもらった時にわかったんだけど、、肩を組んでくれた彼の手はやっぱり小さかったし、あの超絶テクがこの指から?と思わせるほど、彼の指は太くて短かった気がします。小さい自分の手を見て、なにやら希望が湧いてきましたが・・・あまりに脳天気すぎるか、45歳にもなって。

今回は、偶然(だけど、あまりに大きな)の出会いを吹聴しただけの、単なる自慢話に終わってしまいましたが、ご勘弁を。日本では、ニルス・ロフグレンのソロ・アルバムはなかなか手に入りにくいと思うので、詳しい情報は彼の公式サイト http://www.nilslofgren.com/ を是非ご覧下さい。

 

さてと、20代前半の昔を思い出して、たまにはボスのライブを引っ張り出して、と。明日4日(火)は、ちょうどアメリカ合衆国の独立記念日。となれば、ベタベタですが、4TH OF JULY, ASBURY PARK (SANDY) を聴くのにグッドタイミング。


 

THE”LIVE”1975-1985(紙ジャケット仕様)

THE”LIVE”1975-1985(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ブルース・スプリングスティーン
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/07/20
  • メディア: CD


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