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通算51回目ニューメキシコ・アリゾナ州出張 第4日目 7月28日(金) [ニューメキシコ州 出張日記]

今朝は、今までよりも1時間遅い5:00AM起床。外から聞こえてくるクルマの走行音が湿っぽいので、もしや・・・と思ったら、案の定、夜明け前から雨降り。今朝から再開しようと思っていた早朝ウォーキングは中止。まあ、これも仕方ないわね。その分、涼しくて過ごしやすい・・・というよりも、肌寒いくらいだ。貸し倉庫から長袖のシャツを持ってきておいて良かった。

 

 

が、しかし、こんな雨の日ならではの写真↑も、ひょっとしたら撮れるんじゃないか・・・雨のサンタフェの写真なんて、なかなか撮るチャンスはそうそうないぞ。なんせ、ニューメキシコ州は年間約300日が晴れを自慢にしているくらいだから・・・という思いが、ふと脳裏を横切ってしまった。ベースボールキャップを被り、超薄手のフリースジャケットを雨合羽代わりにして、小雨の早朝ウォーキングを決行してしまった。

大きいことがひたすら美徳だった頃のアメリカの遺物を発見。サンタフェで、アスファルトが雨で濡れている写真を撮るのは、とても貴重だと思う。(自画自賛)

モーテルからプラザまで、いつも通りの道を歩きながら、気ままに写真を撮っていく。心持ちひとつで、憂鬱になりがちな雨の日もまた楽しいものになった。そして、今日の朝ごはんは、私の大のお気に入りのひとつ、サンフランシスコ通り沿いにある、Tia Sophia's(ティア・ソフィア)と最初から決めていたのであった。

ここは、曜日ごとのスペシャル・メニューも魅力的だが、今朝の気分は Atrisco Plate (アトリスコ・プレート)とコーヒー、オレンジジュース。ご覧のような2エッグに、ニューメキシコ州に来たら一度は口にしたい Green Chile Stew(グリーン・チリ・シチュー)のスモール・コンボ。ゴロっとした大きなジャガイモと肉の塊りがイイね。日本のラーメン屋さんで味付きタマゴを食べる時の気分で、とろ~りとしたオーバー・ミディアムの黄身を一口味わい、追っかけるようにしてグリーン・チリ・シチューを口に運ぶ。甘味と辛さが口の中で渾然一体となって、bravo ! ブラボー!Mucho Grande !!

ここの男性スタッフには、日本でしばらく暮らした経験のある日本語堪能な人と、その彼から カタコトの日本語を教わった面白いオッチャンがいるので、サンタフェに行く機会がある人は、是非お試しあれ。

トラベロッジにまっすぐ戻って、仕事の準備を済ませたら、My Second Home on My Mind(第二の心の故郷)、My Spirit Place(魂の土地)であるチマヨに直行。奇跡を起こす教会、ヒーリング・スポットとしても世界的に有名になった Santuario de Chimayo (サンチュアリオ・デ・チマヨ)でのお参りもそこそこに、オルテガ社に急ぐ。

社長をはじめ、彼の家族や従業員さんたちと挨拶を交わし、しばらく談笑したら、真面目にお仕事、お仕事。(飲んで食べて、ブログの更新をしているだけの毎日じゃないのヨ)途中で、いつものように「昼飯、どうよ?」のお誘い。よっぽどの事がない限り、断る理由は全くナシ!今日は社長のお兄ちゃん二人と一緒に、男4人で、みんな大好き Rancho de Chimayo(ランチョ・デ・チマヨ)!

まずは、ほぼ2年ぶり(だと思う)の Chimayo Cocktail(チマヨ・カクテル)を一人だけ味わうことに。今日は、社長が自家用車のキャデラックで運転手をかって出てくれたので、遠慮なく楽しませてもらう。折角、アンドリューさん(社長のひとつ上のお兄ちゃん)が撮ってくれたので、私のポートレイトをアップしておこう。顔が真っ赤になる前なので、まあいいか。ラテン系の人らしく、逆光もお構いなしだが、細かいことはやめにしておこう。

私が頼んだには、いつもと同じ、大のお気に入り Carne Adovada Pequeno (カーネ・アドヴァーダ・ペケーニョ)。ここのレストランの詳細は、 http://www.ranchodechimayo.com を是非ご覧あれ。ニューメキシコ州を代表とするアメリカ南西部や、トウガラシ料理が好きな人は、きっと来たくなるハズ。

美味しいランチをご馳走になった後、一息ついたら仕事を再開。今回も色々と収穫があって良かった。今日は、撮った写真の整理もしたいので、早めにチマヨからサンタフェに戻ることにした。

モーテルの部屋に着いた途端、またまた突然の睡魔に襲われる。自然の欲求に従って、また昼寝を取ることに・・・起きたら、外はまだ明るいが、もう夜の7時!夕食前に写真の整理をしなくちゃいけないのに・・・。

金曜日の夜、しかも明日からスパニッシュ・マーケットとなれば、過去の経験から言っても、町の中心=プラザ周辺のレストランやカフェは、どこも人で溢れんばかりの賑わいであることは周知の事実。というわけで、トラベロッジのすぐ近く、サンタフェ駅跡の隣りにちょっと前にオープンした、RAILYARD RESTAURANT & SALOON (レイルヤード・レストラン&サルーン)を試すことにした。

オーダーしたのは、ベイビー・グリーン・サラダとサザン・フライド・バターミルク・チキン・ストリップ。ストリップといっても、スッポンポンになるワケではなく・・・Strip とは、棒状の物、食べ物の総称であるから、お間違えのないように。

冗談はさておき、どちらも納得できる料理で、安心した。特に、チキンは衣がガリガリに硬くなくて、とっても美味しかった。ここは、他の料理も期待出来そうだ。つまり、また来る確率が大ということである。今夜はゆっくり出来なかったが、次回は改めてゆっくり料理とお酒を楽しみたいものだ。

今日はここまで。現地時間で、ちょうど0時を過ぎたところなので、もう寝なきゃ。明日は、いよいよスパニッシュ・マーケット。地元の知り合いとも、久し振りに再開できることを期待して・・・

 

本業サイト http://www.e-beartrack.com では、この度の全国各地で起きた水害被災地への義援金チャリティーを行なっています。詳しくは、左カレンダーの7月22日(土)をクリックするか、http://blog.so-net.ne.jp/beartrack/2006-07-22 からご覧下さい。

 

ライ・クーダーの名盤。1987年に発表された5年ぶりのオリジナル・レコーディング。このレコーディング・メンバーそのままでの来日公演(急遽参加のヴァン・ダイク・パークスを含め)は、文句無く最高でした!!名曲のセルフカバー Across The Borderline のスペシャル・ゲスト・ヴォーカルは、「パリ・テキサス」の主人公を名演した、ハリー・ディーン・スタントン。ここ数回のニューメキシコ・アリゾナ州出張では、フリーウェイのドライブ中のヘビー・ローテーション。

Get Rhythm

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  • アーティスト: Ry Cooder
  • 出版社/メーカー: Warner
  • メディア: CD



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